俺は彼女の首筋に唇をスーッ這わせる。


そして、唇を首の根元辺りに強く押し付けた。


俺の唇の痕が白い彼女の首筋に残される。


初めて付けた俺の女の証。



俺は満足気味な含み笑いを浮かべて、そのまま胸元に手を伸ばした。



このまま、母さんの嘘を本当にする為に…子供を作った方がいいかな?と頭の片隅で思いながらも、二人で甘い新婚生活を味わいたい俺の望みが勝った。


子作りはまだ、お預け…