あたしが席に着いたのを確認したぱらちゃんは

黒板に字をかきはじめた。


"佐々木 李斗"


ささき りと??


あのちっちゃくて
関西弁な転入生

佐々木って言うんだ!


「佐々木って同じ名字だよ!よろしくねー」



あたしはまたもや大声で言った。 


「同じなん!下の名前は?」


「みい!!」



佐々木りとはうなずいて

あたしと同じ大声で言った。


「みいって呼ぶで!俺は りとでいいからー」