───何分くらいたったのかな...



かたを揺すられる感覚。



ゆっくりかおをあげると...


「佐々木ぃ~よくねたなぁ?」


けっこう怒り中の先生が

前にいた。



「あぁ寝ちゃったのかぁ」


あたしは

あくびをのんで

辺りをみまわした。



パッと見えたのは

りとの寝顔。



「先生、佐々木くんも寝てまーす!」


あたしの声をきいてりとは



飛び起き慌てた。



「ねてないゃーんなにゆうてんの 笑」



とかいいながら

思いっきり眠たそうに目をこすってるりと。



(ちっちゃいこみたい)


ちょっと笑ってたら

上から降ってきた言葉。



「授業中ねてた佐々木×2は

 廊下でたってなさい。」


先生 そりゃないよ !!