今日から、二学期だよ
月日は早いね
二年生の夏は終わったよ
「おい、あれ誰だよ???」
「悠刃君どうしたの???」
「いや、校門にいるのは誰かなって???」
校門に???
あれは、
いや、あいつは今イタリヤにいるはずだ!!!
「れ・・・・・い」
「いやありえない」
「冷ひどいよ」
「いや、貴方イタリヤは???」
「冷のためならどこでも行くわよ」
「あっそ、どうせ、オーナーに店の評判をあげてくれって頼まれたんでしょう」
「鋭い」
「うちが分からないとでも??」
「冷夏ちゃん知り合い??」
「あら、イケメン☆」
「うん」
こいつは、鋳寺越 靖耶(いじごし せいや)
またの名を、阿南三 巫女杜(あなみ みこと)
「君可愛いね」
「婁宇君、やめといたほうがいいよ」
「なんで??」
「冷どうして??」
「來君、こいつは男だから」
「冷、私は女よ」
「手術して女になったんでしょうが」
「それは・・・」
靖耶はもとは、男
でも、ほれた人が男で手術で女になったんだ
でも、結局惚れたのは女の子なんだよね
「冷は、相変わらずね」
「ブサイクで悪かったわね」
「いや、誰もブサイクなんて言ってないよ」
「てか、冷今日店行かない???」
「いいけど」
「後、オーナからの伝言で、バーデンダーいないかって??」
「なに、飲み屋なの??」
「ホストとかか???」
「いや、ホストではない」
「じゃなに?」
來君その首かじげは可愛いよ

