前にここで迷子になって

ここに来たんだよね

「やっぱり、ここか」

「あっち行け」

「俺は、キモいから、」

「どこが???」

「目見たろう???」

「綺麗な目だよ」

「嘘だ」

「嘘じゃない、あんな目見たことない目だよ」

そう、うちがすきな目

「俺、これでいじめられたんだ」

「なんで???」

「キモいから左右違う色だからな」

「綺麗なのに」

「冷夏ちゃんだけだよ」

「そう???」

「うん」

「うちの友達は、そんな人いっぱいいるよ」

「そうなんだ」

そう目のいろが違う人、性別が逆な人いろんな人がいる


「綺麗だよ、來雅君は、もっと甘えていいよ我慢しなくてもいいよでもちゃんと、野菜は食べてね」

「野菜嫌い」

「食べて」

「良く見てるね」

「うん、鋼郭君が実は小動物が好きとか瑛隆が可愛いものをはいているとか婁宇がバーテンダーとかも、十宇摩が空手してるとかいろいろ知ってるよ」


「でも、あの時、びっくりしてた」

「新しいこと知ったらびっくりするよ」

「水着可愛かったよ」

「もう着ないけど」

「もったいないよ」

「帰ろうか」

「そうしたいけど・・・」

「これ、もう、早くいいてよ」

これくらいなら、あの薬で治る

「はいこれでいいよ」

「ありがとう」


「はぁ~はぁ~」

「冷夏ちゃん???」

やっぱり、いきなり走ったからか・・・

息が出来ない