「わぁーー!!遅刻~」 高校入学早々、遅刻するなんて… 私はついてないわよね… 溜め息を吐き、全力で学校の階段を駆け上がる。 階段を上りきった時、ふと視界に金髪の青年が生徒立ち入り禁止の部屋に入るのが見えた。 一瞬、気にはなったがチャイムの音で現実に戻された。