君だけを。






気が付いたら
優弥の腕に支えられてた。

「だいじょぶかっ?」

こんなちかくで初めて
優弥みたなあ・・・。
やっぱかっこいい。


んんん?
あたしなんてこと
おもってんだろ。


「おいっっっ!!!」


はっとした。
そして突き飛ばしてしまった。

「ご、ごめん。」

助けてもらったのに
ほんとに申し訳なかった。

でも優弥は笑顔だった。


「突き飛ばすくらい元気なら安心だな。」


はずかしすぎて
いっきに体温があがった気がした。


「お前の声はさ、お前のものだけじゃない。
翔も美菜も楽しみにしてんだから
無理だけがすんなよ。」



「ありがと。今日はやすむね」


そういって部屋に戻った。

ほんとはやすみたいんじゃなくて
このままだったら
優弥を好きになっちゃいそうで
怖かったから。



だって恋なんてしたくないもん。









絶対に。