第80話 『ミステリーツアー④』 語り手 スペシャルゲスト
音楽室への呼び出し放送から30分が過ぎていた。
「少し遅くなりましたね。そもそも呼び出しは一体誰がしたんでしょう?」
私の問いに、先頭を行く淳さんが答える。
「それは分らないけど、少なくとも霊的なものは感じなかった。たぶん誰か本当に音楽室に来てるんだよ」
淳さんがそう言うなら何となく心強い気がする。
……そして、ついに音楽室前まで辿り着いた。
「よし、じゃあ開けるよ」
紫乃さんが扉を握り、全員が頷く。
ガラララ!
そして、勢いよく扉が開けられ全員で中を覗き込むと……。
……見てしまった。
音楽室の教壇の上でブリーフ一丁の姿の男を……。
「ちょ、ちょ、ちょっとタンマ!」
顔を見られた男性(薄暗かったが中●秀●に似て、まずまず格好いい気がした)は後ろを向いて慌てて何かを被った。
「あ、あ、あの人はまさか……」
私の予想は振り向いた彼を見て確信に変わった。
……振り向いた男性は、筋肉モリモリで大胆にもブリーフ一枚、そして……パンツ以外の装備は……やはりパンツ?
音楽室への呼び出し放送から30分が過ぎていた。
「少し遅くなりましたね。そもそも呼び出しは一体誰がしたんでしょう?」
私の問いに、先頭を行く淳さんが答える。
「それは分らないけど、少なくとも霊的なものは感じなかった。たぶん誰か本当に音楽室に来てるんだよ」
淳さんがそう言うなら何となく心強い気がする。
……そして、ついに音楽室前まで辿り着いた。
「よし、じゃあ開けるよ」
紫乃さんが扉を握り、全員が頷く。
ガラララ!
そして、勢いよく扉が開けられ全員で中を覗き込むと……。
……見てしまった。
音楽室の教壇の上でブリーフ一丁の姿の男を……。
「ちょ、ちょ、ちょっとタンマ!」
顔を見られた男性(薄暗かったが中●秀●に似て、まずまず格好いい気がした)は後ろを向いて慌てて何かを被った。
「あ、あ、あの人はまさか……」
私の予想は振り向いた彼を見て確信に変わった。
……振り向いた男性は、筋肉モリモリで大胆にもブリーフ一枚、そして……パンツ以外の装備は……やはりパンツ?

