「そうだな!」



普通の住宅街でさっきは必死で気が付かなかったが、家に施されたイルミネーション。


これが家ナリエというやつか。



「今日は本当にすまなかった。」



「ううん、ううんっ・・・こうして一緒に居られるだけでいいの。イルミネーションもみれたじゃない!」



結衣さんは無邪気に笑って、繋いだ手を軽く揺らした。



「そう・・・だな。来年も、また一緒に過ごそう。」



来年も再来年も、ずっと。


俺達には、未来がある。



「うんっ!」






晴信と景虎ができなかったことを、俺達は全てやろう。


限りなく続く幸せを信じて、これからも共に歩いて行こう。


あなたの、この手をぎゅっと握って。



happy Christmas ☆彡




END