「白石爽くんだよね?あたしぃD組の橘真理(タチバナマリ)ってゆうんだぁ。ちょっといい?」
俺はこの女が呼び出した理由をすぐに分かった。
答えは決まっていたがついて行く事にした。
女は空き教室に俺を入れ
「単刀直入にゆうね?あたしぃ爽くんに一目惚れしちゃったの!だから…付き合って?」
甘い声色で俺を誘ってくる。
だか答えは決まってる。
女はいつも同じ。
俺の見た目だけで付き合って、自分が優越感に浸っているだけ。
だれも俺の"中身"を知ろうとはしなかった。
だから俺も体目当てで付き合い、日が経ったらこっちからカレカノの関係をきっていた。
そんなことを最近までしていたが、面倒くさくなり今ではやめた。

