兎の涙




こんな完璧王子が騒がれないはずもなく、クラス中の女子の目線がその男子に注がれていた。


私の存在に気付いたのかソイツは私をガン見してきた。

…何だ、こいつ…


そして次の瞬間、「くすッ」と笑みをこぼしたのだった。