それを見て、あたしが口を開こうとしたとき、
ピーンポーンパーンポーン
<生徒の呼び出しです。2年1組、藤井美佐子さん、至急図書室に来てください。繰り返します、2年・・・・>
呼び出しって、美佐子いったい何したの?
本人の方を見ると、最初は困惑していたのにしばらくすると何かを思い出したように、ああーー!!と大きな声を出した。
「ど、どどどうしたの?!」
大きな声にびっくりして、どもりながらも問い掛ける。
「そういえば今日は、委員会だったわ!」
「ええッ〜ー!?ちょっ、なんでそんな大事なこと忘れてたのッ?!」
実は、この美佐子。憧れの先輩に近付きたいとかなんとか言って、先輩がいる図書委員会に自ら名乗り出たのである。
