――――
「…ん、…んー……」
ゆっくりと目を開ける……。
まだはっきりとしない思考で
今何時だろう、と考えながら
辺りを見渡すも真っ暗で何も見えない。
「んー・・」
それにしてもよく寝たなあ。
そんなに疲れることしたっけ?
んあー、!そんなことよりも!!
ご飯食べたい!
すっごいお腹すいたもん!
まだ少しダルい体を
気合いで起こして(えッ!?)部屋を出る。
リビングに着くと
母さんがうーん、と唸りながら
部屋中を歩き回っていた。
ヤバイッ!
こういうときの母さんに関わって
良いことがあった試しがないのだ!!