「てか逸れた。完全に逸れましたよ店長。結局のところ、何かあげたんですか?」


「あー、なにも考えてなかったな。」


「じゃ、手紙と写真とプレゼントですね!写真撮影は任せてください!」


「お前には任せねーよ。母の日の写真が最悪だったからな。」


「え、なんでですか?!あの写真超いいじゃないですか?!」


「なにが楽しくてお前と2人の自撮り写真親に贈んなきゃいけないんだよ。」


「あ、じゃあ今回はタイマー設定しましょう!」


「そういう問題じゃねえ!母親からの追求がウザくて仕方なかったんだからな!」


「なんて追求されたんですか?」


「随分若くてかわいい彼女じゃないのお名前は?ってメールが来た。」


「あらやだお母様ったら若くて可愛いだなんて正直な人なんですね。」


「お前、完全にその反応は間違ってると思う。」


「いいじゃないですか。可愛いなんてそうそう言われないんですから。素直に喜ばせてください。」



「…本当にお前って変な奴だよな。」



「よく言われます。」



END