月日は流れた。       裕介は、もう喋ることすら出来なくなり、人口呼吸機を付けて寝ていた…。        写真は何百枚と増え、アルバムにまとめていた。      「サスケ、もうすぐ裕介とお別れかもしれない…。」    「ク〜ン。」 サスケも悲しい声をあげていた。僕も辛かった。僕等家族は寂しさをこらえるのに必死だった。       「俺は裕介に兄貴らしいことをしてやれたのだろうか…?」心の中で自問自答した。    サスケは静かに僕に寄り添ってきていた。彼はとても辛そうだった。