「寂しすぎて前の彼氏に
連絡しちゃうところだったよ(笑)」
私は冗談のつもりで言った
もちろん連絡なんてするわけない
少しでもいいから
優斗に私をみてほしかった
寂しいと遠くへ離れていっちゃうよ?
そう伝えたかっただけなのに…
それを聞いた優斗は
何かを考えるように
少し黙ってからこう告げた
「そんなに前の彼氏がいいなら
そっちに行けばいいよ」
どうしてそんなこと言うの?
もう好きじゃないの?
いっぱい聞きたいことが
あるはずなのに
その時の私は
愛し合っていた
永遠のはずの優斗から
そんなことを告げられた
ショックが大きくて
"優斗が好き"
という言葉を伝えることと
涙を出すことしか出来ず…
話が進まなくなったので
そこで電話は終わった
