長い点滴生活、お兄ちゃんは毎日パパとお見舞いにきた。 満面の笑みを浮かべながら・・・・・ そして、いつも私は彼を抱きしめた。 「もう少し、待っててね。 さびしい想いをさせてごめんね。 でも、妹が産まれるんだよ。 お兄ちゃんになるんだよ。」