片想い、両想いのメール【完】




その文章を読んだとき心臓が高鳴り始めた。




どうして…?キミには好きな人がいるんじゃないの?





〈好きな人がいるのにあたしに惚れるっておかしいんじゃ…?〉





《無理だって分かってるから。それに、本当に好きかビミョーなんだよな…》




その文章を見て、あたしは期待で胸がいっぱいになった。