ユウトは呟きたくない言葉を呟いた。


「さあ?」


エグジスは明らかにニヤニヤしている。


「…朝まで待て。まだ、絽美は起きない。」


ユウトはちらりと絽美に視線を投げた。



すやすやと寝息をたてている。


「朝は苦手なんですがねぇ…」


エグジスはため息をついた。


「いいから去れ。」


ユウトは呟いた。