ヴァンパイアとの響存【完】

しばらくしてからユウトが2階へ上がると、

珍しく無音状態だった。


いつもなら微かなうめき声やらが聞こえるはずだからだ。



これは逆に、まずいケースだった。


ユウトは急いで絽美が寝ている部屋へと向かう。



ドアを開けた。