ヴァンパイアとの響存【完】

「そうかなあ?」


ルイトは椅子を引いて座った。

絽美も向かいに座る。



ユウトはニッと笑って言った。


「まあ、俺は絽美がいないと生きていけないから。」


「……そう…だね。ほら、早く食べよう!」


「おー。」


絽美は顔が赤くなったのを隠すように、急いで食べ始めた。



「そんなにがっつかなくっても…」


ユウトが苦笑している。