「いらっしゃいませ~!あ、絽美ちゃんじゃん!」


入ったパン屋は町の中心部辺りにあるパン屋で、腕利きだと評判だ。


そこの看板娘、ニーナが絽美を気に入っているのだ。



「ん…?てことはその後ろは…?」


ユウトはネックウォーマーがあったが、ニコッと微笑んだ。


「わぁっ、ユウトくん!?」


それが店内に響けば、そこにいた女子たちは声の主を見、その視線の先を見つめた。


うるさい歓声が響く。