そして、またそれに触れる。
─変装するから!─
本当に顔と性格が合わないやつだと絽美は思った。
やはり男女の1年の差はこのくらいか、と。
「どーゆーの?」
─ネックウォーマーを口まで上げます。─
「迎え行くから、丘の中腹辺りに来て。」
─おーありがとー─
(これは便利だけど…なんかなあ…)
絽美は盛大にため息をついた。
その時には、黒い生き物はいなかった。
─変装するから!─
本当に顔と性格が合わないやつだと絽美は思った。
やはり男女の1年の差はこのくらいか、と。
「どーゆーの?」
─ネックウォーマーを口まで上げます。─
「迎え行くから、丘の中腹辺りに来て。」
─おーありがとー─
(これは便利だけど…なんかなあ…)
絽美は盛大にため息をついた。
その時には、黒い生き物はいなかった。


