「ちょっとガマンしてね。」


ユウトはそう囁くと、静かに口を首筋につけた。


甘く噛まれる音がする。


そして、絽美の血がユウトの口によって吸われていく。


「ん…あっ」


絽美はいつの間にか、布団をぎゅっと握っていた。