そのまま家に戻り、玄関から伸びる廊下を進み、左向きにある階段を上った。


そこには下と同じ広さの部屋を右が3分の1、左が3分の2になるように仕切られた部屋があった。


左側には簡単なキッチンと、ベットとテーブルだけの個室などがあった。


ユウトは右側の部屋のドアを開けた。


そこにはかなり広いベットとクローゼット、本棚、ベットの隣にライトが置かれた机があった。


ユウトはベットに絽美を静かに寝かせると、駆け足気味で部屋を出た。