「…全ての者から探し出された星を、夜に灯す。惨事のないように…願う。」
絽美は一言一言を慣れたように呟き、手を組み合わせた。
絽美の手から全身へ、青い光が伝わる。
風が入るはずはないのに髪がなびき、火が踊った。
しばらくの間そうしていると、破られたものたちがだんだんと赤色に変わった。
絽美は静かに目を開けると、額に浮かんだ汗を拭った。
絽美は一言一言を慣れたように呟き、手を組み合わせた。
絽美の手から全身へ、青い光が伝わる。
風が入るはずはないのに髪がなびき、火が踊った。
しばらくの間そうしていると、破られたものたちがだんだんと赤色に変わった。
絽美は静かに目を開けると、額に浮かんだ汗を拭った。


