ユウトはつらそうに、一言だけ、呟いた。
「…絽美が欲しい……」
絽美は前もこんなことがあった気がしたが、快く受け取った。
「いいよ。」
ユウトがパッと顔を上げる。
自分で言ったくせに、すごく心配そうな顔をしている。
「いいから。今は緊急事態だから。」
絽美が優しく微笑みながら、
寝巻きの襟元を引っ張り、
綺麗な首筋を見せると、ユウトは喉を鳴らした。
ガブッ───
「あっ………」
何の前触れもなしに、絽美の首筋に、ユウトの歯がたてられた。
「…絽美が欲しい……」
絽美は前もこんなことがあった気がしたが、快く受け取った。
「いいよ。」
ユウトがパッと顔を上げる。
自分で言ったくせに、すごく心配そうな顔をしている。
「いいから。今は緊急事態だから。」
絽美が優しく微笑みながら、
寝巻きの襟元を引っ張り、
綺麗な首筋を見せると、ユウトは喉を鳴らした。
ガブッ───
「あっ………」
何の前触れもなしに、絽美の首筋に、ユウトの歯がたてられた。


