汚嬢様なあたしがシンデレラになるまで。

言ったら取り替えてくれるかな?

恐る恐る来た道を戻りさっきの店員さんに少し小さめの声で囁いた

『あのー…』

「!?…はい?」

『あたしあんこ苦手で抜いてもらうように頼んだつもりだったんですけど…』

そこまで言うとあたしは食べかけのクレープを指差した

「あ…す、すみません!すぐに作り直します!」

『すみません…お願いします』

うわぁ…悪いことしちゃったなぁ

もっとおっきな声で注文すればよかった…