コンプレックスな関係



「お兄ちゃーん?」


何もやる事がなく、部屋のベットでゴロゴロしていたある日だった。


なにやら企んだ笑顔の美和。


兄の贔屓目抜きに、美和は可愛い。


俺の妹だしな。


可愛いのは当たり前。


俺の宝物。


何よりも、誰よりも大切で愛おしい。


シスコンと言われるようと構わない。


美和が大事なんだ。


「どうした?美和?」


ベットから起き上がり、美和を手招きした。


素直に寄ってくる美和。


「あのー、ね?お兄ちゃん、最近莉生さんと会った?」


我が妹ながら、直球だな。