私の知らない所で兄貴が動いていた。 彼が私を避けていたのは、私自身に原因があったんじゃなかった。 ほっとした反面、悔しくて堪らなかった。 私自身に問題があるなら、私自身で改善できるし、関係だって修復できる。 でも、原因が兄貴だというなら。 私にはどうしようもできないことも分かっていた。 生まれて初めて 兄貴なんか居なければよかったのに 心の底から、そう思った。