「コーヒーでよろしかったですか?」





「うん。」





「どうぞ。」




「ありがとう。」





「うん。おいしい。」




「ありがとうございます。」





「で、どうしたの?」




「え?」




いきなりの質問に少し驚く…。





「なんかあったんじゃないの?だから電話くれたんじゃないの?」





「…はい。」





「どうしたの?話、聞くよ?」





「いえ、聞いてもらうだけじゃなく、答えていただきたいんです。」





「えぇ?答える?」




ユウヤさんは少し驚いたように私を見る。





「はい。これからいくつかお聞きしたいことがあるんです。」





「う、うん。分かった。俺にこたえられる質問なら…。」





「単刀直入にお伺いしたいと思います…。」