「神様って、結局なんなの?」 青い空の向こうに去り行こうとする背中に、私は問い掛けた。 僅かに振り向いたカミサマは、少し意地悪そうに唇の端を持ち上げる。 「俺だよ」 「案外何にもしてくれないんだね」 「そうだよ。神様って実際怠け者なんだ」 素直に笑えた。 光に包まれたカミサマは、青に溶けていった。