それから私達は無言だった。

京都の旅館につき、

今から班別自主研修だ。

私たちは最初に

伏見稲荷神社に行く。

「じゃ行こうっ」

私たちはバスに乗った。

バスの中はたくさん人が乗っていたため

座れなかったので、立つ状態だった。

ふぅ…

人多いなぁ…

すると、突然バスが揺れた。

『きゃっ』

私は体制を崩した。

「危ねっ」

だけどなぜか玲司くんの

腕の中にいる。

暖かい。

「つくまでこうしてろよ。」

『…ぅん』

玲司くんって

優しいな…。