『柚姫ちゃんゴメン。
 俺、なにもできなかった。』

あれから、
私の手を掴んで車に乗り込んだ。

そのまま、響生くんの家に着いた。

部屋に案内されて、
とりあえずテーブルの前に座った。

『どういうこと?』