着いたのは、遊園地。 ほんとは今日、 蓮斗と一緒にくる予定だった場所。 蓮斗が県外に進学する前から 一緒にくる約束してたのにな。 『蓮。ココいるみたいだから。 行こッ。』 手を思いっきり引っ張られて こけそうになった。 『おっと。大丈夫?』 響生くんに抱きしめられた。 『大丈夫だよ。ありがと。』