殴りかかってきた手を軽くかわして 男子の顔の前で寸止めをした。 殴りかかった男子は 驚いて固まっている。 そして、首にかけられている ネックレスをみて急に焦りだした。 『『義若 響生(よしわか ひびき)。』』 青ざめた顔でつぶやいた。 『そうだけど。』 睨みつけられた男子達は、 全速力で逃げていった。