まぁ、これでヤマトの難な性格は解るよな…。



「……」



コイツ、極度の髪フェチなんだよな。
ヤマトの彼女も髪フェチって言うね。

しかも、その彼女がルミの親友って言う…ね。
ちょっと俺に対して酷だよね。



「なーライト、編み込みしてい?」



スッと俺の顔の横からヤマトが顔を倒しながら聞いて来た。
コイツ、無駄にイケメンだから何をしても格好良いんだよな。

声もイケボだし…。



「いいわけないだろ?!」



でも、俺はこの手の話しには手慣れたモン。
毎回問われるこの言葉。
将来ヘアメイクの仕事にでも就くのか!?って問いたくなる。