「え、なに言ってんのライト」
「そーだぞ?ツキヤ」
「…は?」
セナとチハヤは真面目な顔で俺を攻め立てる。
…誰かこの2人を止めてくれないかな?
はじめはこんな風になる予定じゃなかったのにな…。
「このやり取りをイチャラブと言わないでなんと言う?」
超真面目な顔つきでそう言うセナに、俺はきっと間抜けな顔をしたと思う。
「…てか、イチャラブじゃなくね?!
つーか、お前等の基準が分かんねぇよ‼」
俺は…うん、確実に壊れたよね。
この2人と一緒に居るとロクな事ねぇし。
「まぁ、そんな事はどーでもいいんだよな、これが」
セナはそう言うと、俺の机に座ってるチハヤを退かしてグッと近寄って来た。
だから、俺はそんなセナに少しだけ後ろに下がって距離を取った。

