あたしは結局、お昼はナシで授業にでた。
お腹が鳴りそうでビクビクしながら授業を受けてたのを陽太に見られていて笑われた。
「ただいまぁ〜」
あたしは家に帰ってデカい声で叫ぶ。
2階の奥から「おかえり」という弟の声が聞こえた。
最近彼女ができて調子に乗ってる中学3年生の弟。
いつかシメる。そう誓っても力はもう弟には勝てなくなっていた。
あたしは階段をのぼり、自分の部屋に入った。
最近、少し片付けから割とキレイになっている
あたしはベッドに寝っ転がって携帯を取り出した。
アリアにメール送りたいな。でも、話題ないし、しつこくてもなぁ…
あたしはうつ伏せになって考えた。
でも、話題も思いつかなくて結局本棚から少女マンガを取り出し、読み出した。