記憶タイムマシン




「ふぅ、疲れたぁ〜」



ようやく図書室につき、カウンターの上に本を置いた。



図書室なんか学校案内でしか来たことない。



あたしはお気に入りの本はないか探すため、図書室を歩き回る。



その頃にはお腹がすきすぎて腹の虫は鳴らなくなっていた。



「……やっぱり、ないなぁ〜」



少しショックに思いながら窓側へ行く。



―――なんかいい匂いするんだけど!



ハンバーグのソースの匂いがして、腹の虫が再び鳴り出す。



あたしは匂いのするほうへ歩く。



―――ここだ!

そう思ってふと、下をみた。



「「あ。」」



そこには小さな弁当食べてるアリアがいた。