「じゃあ、春輝一緒に帰ろうよ」 「ん?寄り道するけどいーの?」 「全然おっけー!」 そして、この会話の後、優子がようやくパンを食べ終えた。 ・・・ ・・ ・ で、面倒な授業を終え、ようやくやってきた放課後 「春輝ぃーっ!帰ろー!」 「おうおう」 鞄を肩にかけ、近寄ってくる春輝。やっぱりイケメンですね。 そして、女子のみなさんからの視線が突き刺さる。 「じゃあ、優子と陽太部活頑張ってね!」 そう言ってあたしはダッシュで教室を出た。 だって、女子の視線が痛い。いつになっても慣れない。