バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ





その日のHRはちょうど文化祭のことについてだった。

委員長の七瀬ちゃんが簡潔に内容をまとめて説明してくれたからすごいわかりやすかった。


「…と言うわけです。
みなさんなにか希望はありますか?」


「俺、喫茶店やりたい!」

「それいいかも。」

「けど、ただの喫茶店じゃつまんないって!」

「じゃあメイド喫茶は?」

「どうせなら執事も!」


気がつけばどんどん話が進んでいきます。

それはもう、ついていけないくらい。

私は全然ついていけないけど、その場を静める七瀬ちゃんに1人で感心しちゃう。