バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ





試合の後、ロビーのソファに1人座ってる芝宮君


試合凄かったよ…と言う言葉を呑み込んだ。


そんなことを言える雰囲気じゃない。


きっと芝宮君だけじゃない。
控え室にいる人達もみんなまだ諦めてない。


勝つ気でいる。



WC、ちょっと期待しようかな…



「ひすいとざくろ、今日もきてたのか。」


「うん。けど、もう帰るよ。」


そう言ってひすい君は会場を出ていったから、私も芝宮君に一礼してから会場をでた。