バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ






「…それもそうだな。


さっきは…悪かった。」



目をそらしながらも謝ってくる彼。

きっと怖い人ではないのかもしれない…



まぁ怒ってるときはめちゃくちゃ怖いけど…






「あ、いえ…全然!
こちらこそすみませんでした……。」




頭を下げると、また隣から笑い声が聞こえてくる。




「ははっ…やっぱりざくろ面白いよ!

悪いのはぐれんで、ざくろが謝る必要なんてないのに。」



謝らなくて良かったの?


私の方も悪かったな…と思ったんだけど…



いや、謝っといて正解だよね。

だってきっと私も悪かったし。