バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ




「え?…ええっ?」



ぎゅっと手首を捕まれる。



「仕方ないな〜」




何が起きてるのかイマイチ把握できてないまま、キョロキョロとあたりを見渡してる私と、
私の手首をつかんで歩いていく彼(自主練男)と
、平然と彼についていく真崎君。




もうなにがなんだか分かんない…。



ただ、分かったのは、
真崎君と歩いてた時と同じように女子の視線と悲鳴がとても怖かったと言うこと…かな…。




「よし、いいか。」




連れてこられたのは、昨日来た第3体育館。




「あ、あの…」



「あ゙ぁ?」



「い、いえ…」



怖すぎて話かけられないんですけど…!




どうすればいいの?


そう思って真崎君の方を見る。



すると、バチッと目が合った。