バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ







「ざくろ、おはよう。」



「あ、真崎君おはよう。」




次の日、夏鈴と登校していつもの状態。




「おい、ひすい。」



「「??」」




突然ドアの方から聞こえてきた声。


私も夏鈴もビックリして顔を見合わせる。

それに比べ真崎君は至って冷静。





真崎君そのまま廊下に向かっていく。




「どーしたの?」



「辞書かしてくんねー?

今日使うってこと忘れてて持ってきてねーんだわ。」



「構わないよ。」




そんな声が聞こえてきたあとに真崎君は一回ロッカーへ言ってから呼ばれた人の所へ向かう。




ふと気づく。

女子の量、増えてない…?



…気のせい?



いや、絶対増えてる。



有名人でもいるのかな?