バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ






「俺、返事はいつでもいいって言ったけど、あんま待たせんなよ。」


俺、待つの得意じゃないから。


ざくろ、早く目ぇ覚まして。
それで、あの日の答えを聞かせて。


なんのために、あの日俺んところにきたのか教えて。



早く、お前の声が聞きたい。




俺はその日、初めて泣いた。

いくら話しかけても、帰ってこないことが、悲しくて、悔しい。


馬鹿みたいに泣く俺…


情けないって笑う?

けど、それくらい、


お前が大切なんだ…。