「俺、返事はいつでもいいって言ったけど、あんま待たせんなよ。」 俺、待つの得意じゃないから。 ざくろ、早く目ぇ覚まして。 それで、あの日の答えを聞かせて。 なんのために、あの日俺んところにきたのか教えて。 早く、お前の声が聞きたい。 俺はその日、初めて泣いた。 いくら話しかけても、帰ってこないことが、悲しくて、悔しい。 馬鹿みたいに泣く俺… 情けないって笑う? けど、それくらい、 お前が大切なんだ…。