バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ





「それと…」


「ん??」


まだ、なんかあるの?


「…あのさ、俺…」


ぐれん君は大きく息を吸うと、真剣な顔でこっちを向く。

真剣で、透き通ってて、心の奥をガシッと掴まれたような感覚になる。



「俺、ざくろのことが好き・・・!!
俺と、付き合ってください!!」


「へっ??」


え、今私…ぐれん君に告白されたの??

嘘…、待って返事しなきゃ!

でも、えっと…



急な告白に頭はパニックを起こしてる。

全然冷静に考えられない…