前を歩くぐれん君の横顔を見ると、そんなよくわからない感情場ばかりがでてきた… 「ざくろここでいい?」 「あ、うん。」 ついたのは、近くの小さなカフェ。 けど、すごくおしゃれで可愛いところだった。 …ぐれん君ってセンスもいいんだ…じゃなくて!! 「ねぇぐれん君、私になんか用事でもあったの?」 「まぁ…」 歯切れの悪い返事。 「でも、ここじゃ言えない。」 「え?」