「本当ごめん!」 心配して探しにいこうとしてた矢先、ちょうどぐれん君がきた。 「部活終わりで、シャワー浴びて、着替えてたら… いつの間にか時間で。」 「良かった。」 本当事故にあったりとかしたらどうしようとか、 めちゃくちゃ心配だったんだから。 「本当ごめん。ってか寒かったろ? どっか入ろうぜ。」 こうやって手を引かれて歩く姿は他の人から見たら、 クリスマスに町中を歩くカップルみたいに見えるのかな? 無意識のうちの行動に、 ぐれん君は手を繋いでることに気づいてるのかな?